皆様からライブ・レポートを募集します。
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また、「今回のライブはこんなだったよ。」っていう感想でもかまいません。
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その投稿をこの下に掲載していきます。
でも、すべての投稿が採用されないかもしれませんが、皆様の熱い投稿をおまちしております。
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2005年7月17日
山小屋コンサート2005 in 乗鞍(長野県)
竹下清志(pf)、荒玉哲郎(b)
投稿者 : さくらい
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刈りたての草の緑 白樺 子どもの声 ピザの焼ける香り 鳥の声・・・
そんな白樺の林の中でコンサートは始まりました。
オープニングのバグパイプの音色が白樺の葉を揺らし、1部のヴァイオリン 2部のジャズ そして3部の交流会・・・
人の集まるところに笑いと音楽があふれる・・そんな時間と空間。
聴衆をこんなにもしあわせな気持ちにしてくれるライブ(*^^*)
おちさんぱわ〜に乾杯!!
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2005年3月8日
Alfie(東京)
竹下清志(pf)、小笹了水(b)、左納実子(cello)
投稿者 : mid-west
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東京六本木Alfieで越智順子のライブを聴いた。今回は、新しいアルバム "I Want You" の発売記念ツアー、東京での連続3days の初日である。
僕にとっては二度目、ほぼ一年半ぶりの越智さんのライブだが、今回のツアーのバンドは、ドラムレス、そして、代わりにチェロが入ると聞いて驚いた。
もちろん、新しいアルバムが全編アコースティックなテイストで制作され、それが越智さんの新境地を開いているということは知っていたが、ライブとなれば話は別。かつて、ドラムとのデュオで格闘技のようでいてきわめて美しい(本来このふたつの要素を両立させるのは至難の業のはずだが…) Fever を聴いて腰を抜かしたことがあるだけに、あのパワフルにしてソウルフルなおちじゅんの歌声が、二台の弦楽器の音の柔らかさとおだやかに交じりあうのは、なかなか難しそうに思えたからだ。
しかし、ライブがはじまってすぐに、それがまったくの杞憂であったことに気づかされた。スタンドマイクから少し距離をとり、むしろ自分の声を小さめにコントロールして、ピアノと弦楽器のトリオの奏でる美しい音に身をゆだねる。むろん、越智さんには豊かな声量があるから、Alfie のようなライブハウスなら、本来マイクなどいらないはずだ。だから、マイクからの距離は、物理的なものというより、心理的なもの。心から信頼しているミュージシャンの奏でるメロディを聴き取りながら、音楽との距離を測る。その暖かさが、歌にあふれだし、オーディエンスの心を打つ。
一方で、ひとの声の始原感覚を呼び起こさせる越智さんの歌は、しかし、もう一方で極めて冷静に音楽的を構築しようとする強い知性と意志とに貫かれてもいる。天から与えられた才能としかいいようのないハスキーボイスが、自在にコントロールされるようになったとき、得られる本当の自由さは、越智さん自身の歌う喜びとして歌に形象化されてゆくのだ。
そこには、音楽のしたたるような魅力に満ちたおちじゅんワールドが広がっていた。
越智さんの歌い方を、どう表現したらよいのだろう。パワフルでソウルフルでロマンチックと書いてしまえば、越智さんの歌を知っている人ならある程度は納得するはずだ。が、しかし、低音でブルージーに歌い上げながら、決してだらしなくならない独特の端正さと艶めきは、越智さん自身が一音一音を丁寧に発声し歌っているからこそ生まれてくるものに違いない。ひとつひとつのノートがオーディエンスに投げかけられ、耳に届くやスッと終息して完全に消えてゆく瞬間への愛惜、その瞬間の連続が、越智さんの歌をロマンチックでセンチメンタルにしている。この夜も、越智さんの歌を聴きながら、さめざめと涙を流すオーディエンスを僕は見た。歌に求心力があり、目と耳が釘付けになる。越智さんが、そういう特別な魅力を持つ希有なシンガーであることを、ライブに来たすべてのオーディエンスが確信したのだった。
越智さんのレパートリーは極めて広い。この夜も、コール・ポーター、ガーシュインなどのスタンダードナンバーにはじまって、バーンスタインのクラシカルな歌曲、そして、ジェームス・テーラー、グロリア・エステファン、そしてビートルズの楽曲までを歌い、僕たちを堪能させてくれた。
彼女のラブソングは絶品である。ご本人に伺うと、今年はよりジャズにアクセントを置く年にしたいのだそうだが、しかし、彼女の才能を、他のジャンルの楽曲が放っておくはずがないだろうと僕は思う。奇しくも、新しいアルバム "I Want You" がそうであるように、越智さんのような豊かな才能を持ったミュージシャンが求心力を持ちはじめると、そこに、すばらしいミュージシャンたちと楽曲が吸い込まれるように集まってきてしまうからだ。僕ごときが生意気を言うようだが、そういう迫力と存在感を現在の越智順子は持ち得ているし、彼女が自由に音楽を創造することが、現在の音楽界に対する貢献であり責任でもあると思う。
抱腹絶倒の関西弁のトークや、オーディエンスと心を同じくするための絶妙のステージングも越智さんの魅力で、まさにライブ全体がおちじゅんワールドだから、僕はひとりでも多くの方にライブに足を運んでいただきたいと願わずにいられない。
しかし、ライブで出会う彼女の快活な笑い声と温かい人柄、そして堂々たる体躯(失礼!)からあふれ出るエネルギーを支えているのは、美しい音楽への渇望であり、繊細で緻密な音楽的理性の働き、そしてなによりも生真面目で真摯な音楽への向き合いであることを忘れてはならない。
越智さんは実はたいへんにシャイな人で、そんな心の奥底にある思いを正面から語ったりする人ではないが、ライブで彼女の歌を聴けば、オーディエンスに彼女のすべてがひとりでに伝わってくる、そういう特別にチャーミングな人なのである。
ピアノ&編曲の竹下清志さん、ベースの小笹了水さん、チェロの佐納実子さんのすばらしい演奏にも拍手を贈りたい。
越智さんが、どれほどこのすばらしいミュージシャンたちを信頼し、深く愛しているか、そのうえで自由に歌っているかを、僕はライブ中に何度も知ることになった。
越智さんがこの人々と出会っていなかったなら、"I Want You" のプロジェクト自体がなかったかも知れない。それほど、ミュージシャン同士が与え合うインスピレーションは大切なものなのだと思い、感動した。
アンコールに歌われた "I Want You" は、ほんとうに美しかった。ライナーノーツによると、この 'You' というのは、ともに音楽を演奏するミュージシャンたちのことであり、僕たちオーディエンス・リスナーのことであるらしい。僕たちは、シンガー越智順子からのラブレターを、この上ない喜びのうちに受け取り、彼女にこう言い返せばよいのだ。
I want you too! と…。
ファーストセット
01 Nature Boy
02 Candy
03 Flamingo
04 Baby Plays Around
05 Fly Me To The Moon
06 Dona Dona
07 Moon Dance
08 Don’t Let Me Be Lonely Tonight
09 Some Other Time
10 Come Together
セカンドセット
01 I Wish You Love
02 It's Too Late
** Happy Birthday To You
03 Just Squeeze Me
04 Summer Time
05 Close To You
06 Con Los Anos Que Me Quedan
07 Spain
08 I Want You (Encole)